2015年の読書芸人でオードリー若林が紹介してた。
帯も若林だし、時間もあるので久々に長編を読んでみようと思った。
上巻はキャッチーさに欠けるが、その上巻の伏線を回収しまくる下巻のストーリーが面白かった。
主人公を180度ひっくり返して頭から叩きつけられたような衝撃がたまらん。
帯に書いてある「30代のクズを救えるのは西さんだけ」の意味がわかったときはその場でニヤニヤした。(仕事の休憩室で読んでたけど誰もいなくてよかった)
朝井リョウの「何者」にも似た、一瞬でひっくり返るような衝撃があった。
以上。